新型コロナの影響で中止となった2020年、規制の中開催された2022年。関西最大規模のモーターショーであるオートメッセにとって厳しい2年を経て、かつての盛況を取り戻したオートメッセ2023。メディアとしてプレス参加したJ-AutoShowがみたオートメッセ2023をプレスレポートでお届けします。
theDay -1
出展社のブースカメラマンとして搬入日に会場へ。オートメッセ設営の裏側をtheDay-1として動画レポートする。
SPARKFINE
新型コロナの影響を鑑みて前年は出展を見送ったSPARKFINE。2022年は独自に高槻メッセを開催した。本年はシルバー限定カラーチームのSILVER SONICを筆頭に銀色で統一された8台を展示。ラインナップは18マジェスタ2台、21クラウン、33グロリア、LS、ステップワゴン、エスティマ、プリウスとなっている。
K-BREAK
前年はブース出展を見送り車両展示だけにとどめていたK-BREAK。2023年は多数の車バイクを展示しブース物販も再開した。
21クラウンのデモカーを筆頭にセリカ、ソアラの旧車、BEECASからハイエース。軽トラック、ジムニーシエラと単車を展示。
センチュリー移植の20セルシオ、グロウレッドリー16アリストと並ぶ。
total car produce voyage
リメイクした33シーマ・N-BOXとクライスラー300Cを展示。5月に開催される主催イベントVERTEX杯にも注目だ。
PickUp車両
学生たちの奮闘
近畿大学体育会自動車部はジムカーナ仕様のGR86を初出展。自動車科ではなく部活動という枠組みで限られた時間と予算の中86を仕上げてきた。
BEFORE & AFTER
特集:会場を彩るキャンペンガール JUNCTION PRODUCE & GORDONブース
JUNCTION PRODUCE & GORDONブースでは艶やかな衣装を身にまとったキャンペーンガールが会場に華を添えていた。
KIDS目線
筆者4歳息子がとらえたオートメッセ。
取材後記
オートメッセはオートサロンとは違う雰囲気がある。昔ながらのカスタムカー、というより改造車の祭典という雰囲気が合う。こ洒落て上品に纏まりつつあるサロンに比べ、どこかギラギラしているオートメッセ。だがそれがいい。関西在住の筆者にとって見知った顔と車が並ぶ。晴れの舞台。開場前日の搬入日には必死に設営する出展者オーナーさんたちの姿があった。なかには昼過ぎになっても作業から上がってこない車もある。しかし西側の人間が多いのか、ピリピリ張りつめているようで和気あいあいと和やかな雰囲気であることをtheDay-1特集で感じていただけるはずだ。取材もまた然り。緊張感を伴うと綴ったサロンの取材後記。プレスルームには若干の重苦しい空気が漂っており、各メディア淡々と取材をこなしていく。一方オートメッセでは終始リラックスして取材撮影に臨めた。雑談を交えながら、時にはブース袖で物販を漁りながら。ちょうど20年前、10代後半の頃に行っていたメッセが今もここにある。プレス取材を終えて、最終日にプライベートで再度足を運ぶことが毎年の恒例行事となっている。それはメディアとして活動を始める以前からの恒例行事でもある。オートサロン、その次にオートメッセと一括りにされがちだが、実は全く性質の異なるイベントに思える。来年もまたよろしく!【記:齋藤】